『Mr. 伝説』(ミスターでんせつ)は、髙橋竜之介による日本のアクション・ギャグ漫画。『LINEマンガ』(LINE)において､2021年から連載中｡ 略称は｢ミス伝｣

本記事では、単行本版および LINE マンガ版についてのみ扱う。 旧作については旧 Mr. 伝説を参照されたし。

主人公 Mr. リユスやその仲間たちが、さまざまな世界で起こる苦しみと戦う冒険譚｡夢への冒険・仲間たちとの友情といったテーマを前面に掲げ、バトルやギャグシーン、感動エピソードをメインとする少年漫画の王道を行く物語として人気を博している。(要出典)また、長年にわたりながら深く練り込まれた壮大な世界観・巧緻な設定のストーリーも特徴。

2025年9月の時点では単行本は第4巻まで刊行されており､長期連載となっている｡

• 2010年 (平成20年)
  • 『Youtube』にてMr.伝説のアニメOPと最終話が公開
• 2021年 (令和3年)
  • 3月『LINEマンガ』にて連載開始第1話 ｢~伝説の始まり~｣が連載開始
  • 12月 《異空の世界》編 第1章開始
• 2025年 （令和7年)
  • 4月 《異空の世界》編 第2章開始

『ミラ 』の街に突如現れた少年リユス は、街を支配するラネットの圧政に苦しむ住民と出会う。ラネットの暴挙に加え、マネキン型のアンドロイド「ダミーマン 」による街の破壊活動が続く中、ミユキの自宅が放火される事件が発生する。

この惨状に心を痛めたリユスは単身ダミーマンを撃退し、ラネットを街から追放して住民を解放する。親の仇を討つことができたというミユキに別れを告げ、リユスは再び旅に出る。

旅を続けるリユスは、サーカス団で働くカイ と出会う。サーカス公演中に現れたダミーマンに襲撃され負傷したカイだったが、リユスとの共闘によりダミーマンを撃退する。リユスの実力に感銘を受けたカイは、彼と共に旅をすることを決意する。

その後、カイとリユスはミユキを仲間に加えるため再び『ミラ』の街を訪れる。様々な説得の末、ミユキも仲間に加わり、3人の冒険が始まる。

一行は大都市『ジバンヤ 』へと向かい、歴史研究家であるDr.ツルリン を訪ねる。博士は、一行が所持するクリスタルとジバンヤの歴史から「パラレルワールド 」の存在を仮説として導き出す。

博士のさらなる研究を待つ間、一行は奇妙な生物ライライ と出会う。ライライはダミーマンの襲撃を撃退する手助けをし、4人目の仲間として旅に加わる。

その後、一行はプールで休息をとる。そこで出会った、空を飛ぶ能力を持つ赤ん坊は、やがて女神へと姿を変え、もう一つの世界『アナザーワールド 』への道を示す。

研究を終えたDr.ツルリンの協力を得たリユスたちは、『アナザーワールド』へと旅立つ決意を固める。

異空の世界『アナザーワールド』に降り立ったリユスたちは、宝珠の守護者 『うさぎ丸』と、彼女と共生する 『エレン』に出会う。

彼女たちは、この世界で起こっている悲劇と、リユスたちが住む“偉大なる世界─グランドワールド”と『アナザーワールド』の成り立ちについて語る。

その直後、『アナザーワールド』を脅かす存在『インヴィラー』 が襲撃してくる。うさぎ丸とリユスたちは協力してインヴィラーを撃退し、うさぎ丸とともに世界を救う戦士 『うーさん』と合流する。

翌朝、地下で暮らす少年『はち』 が行方不明になり、一行は捜索に出る。地上ではちを見つけたうさぎ丸は、かつての飼い主 『兎清』と再会を果たす。

→ 詳細はキャラクターを参照。

ここでは､主人公とその仲間のみを紹介する｡

リユス
声- 高橋龍之介

カイ
声- 大本眞基子

ミユキ

ライライ
声- 大谷育江

うーさん

• 偉大なる世界（グランドワールド）: リユスたちが元々住んでいる世界。
• 異空の世界（アナザーワールド）: 『ジバンヤ』での研究によって存在が示唆され、リユスたちが旅立ったもう一つの世界。
• パラレルワールド: Dr.ツルリンが歴史とクリスタルの謎から導き出した仮説。複数の世界が存在するという概念。

スピンオフ

アニメ化

グッズ展開

なし

他人に影響されずオリジナリティを貫く作風｡

誰のためでもなく自分のための物語であるため､作者の高橋は担当編集社や読者からのアイデアは基本的に受け付けていない｡ 作中の作画はアシスタントに任せず､すべて高橋自身が描いている｡

• 主人公のリユスは『リュウノスケ』の『リ』と『ユ』と『ス』をとって名付けられた｡

カービィやピカチュウなどの有名なキャラクターと古くからコラボレーションを実現している

類似する作品として『キングダムハーツ』が挙げられる

まだ英訳されていないため､海外での知名度は低い